ICLS講習へ行ってきました |
- POSTED:2024.02.16
- つぶやきコラム
1/28 ICLSの講習会へ行って来ました。
ICLSとは「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字を取った略語で、医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。
緊急性の高い病態のうち、特に
「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。
講義はほとんど行わず、実技実習を中心に実際に即したシミュレーション実習を繰り返し、約1日をかけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけます。
生活をしていて、どんなアクシデントにみまわれるかわかりません。
いろいろな場所で人が倒れている場面を想定し、蘇生を始める必要性を判断でき、行動に移すことができることが必要になります。
そのためには4つの勇気が大切です。
・声をかける勇気
・助けを呼ぶ勇気
・胸骨圧迫をする勇気
・AEDボタンを押す勇気
実技実習では倒れている人を発見してから救急隊が到着するまでの全てを自身が主体となり行動できるよう練習しました。
特に大事だと感じたのは『指差呼称を行う』ことです。
1つの確認不足が命に関わる現場では自分自身だけでなく周囲の人と確認し合うことが重要であると感じました。
当院ではICLSの資格を持ったスタッフを増やし、安心して利用して頂けるクリニックを目指していきます。