怪我をした時の応急処置、RICEについて |
- POSTED:2022.08.30
スポーツが盛んなシーズンです!
暑い日が続いています。
こんな暑い中でも、このシーズンはスポーツが盛んになりますね。
最後の大会、新チームでの活動などが活発になると思います。
熱中症だけではなく、怪我にも気を付けなければいけません。
今回は万が一、怪我をしてしまった時に出来る応急処置、RICE処置というものを紹介します!
まず、RICE処置とは捻挫、打撲、肉離れなど、腕や脚に外傷を受けた際の応急処置のことです。
Rest(安静)・Icing(冷却)・ Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つの処置の頭文字からRICEと呼ばれています。
Rest(安静)
損傷部位の腫れや血管・神経の損傷を防ぐことが目的です。
添え木やテーピングにて、損傷部位を固定します。
Ice(冷却)
二次性の低酸素障害(損傷部位に酸素が届きにくくなること)による細胞壊死と腫脹を抑えることが目的です。
ビニール袋やアイスバッグに氷を入れて、患部を冷却します。
15~20分(痛みを感じなくなるまで)冷やしたらはずす、また痛みが出てきたら冷やします。
これを繰り返します。
Compression(圧迫)
患部の内出血や腫脹を防ぐことが目的です。
スポンジやテーピングパッドを腫脹が予想される部位にあて、テーピングや弾性包帯で軽く圧迫しながら固定します。
Elevation(挙上)
腫脹を防ぐことと腫脹の軽減を図ることが目的です。
損傷部位を心臓より高く挙げるようにします。
※日本整形外科学会HPより画像引用、参考
あくまでも応急処置であり、治療ではないので処置後は速やかに医療機関を受診しましょう。
怪我に気を付けて、楽しくスポーツを行いましょう!
感染対策も含め、体調管理にくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
院内ではアルコール消毒、検温を引き続き実施しています。
ご協力の程、よろしくお願い致します。
A.O