今回の新型コロナウィルス関連肺炎で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げると共に、影響を受けた方々の
一日でも早い回復と、感染の早期終息を心よりお祈りいたします。
新型コロナウィルスに対する緊急事態宣言が発令されてから、はや1ヶ月半ほど経過しました。
宣言解除が近づき、徐々に津田沼にも人が増えてきた印象があります。
引き続き当院では、体温のチェックなど感染拡大防止対策の徹底を続けてまいります。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力宜しくお願い致します。
長い間自粛生活やテレワークによる在宅勤務が続き、気分が落ち込んできている方もいらっしゃるかも
しれません。
更には今週になり、雨の日が増え梅雨入りが間近に迫ってきています。
なので今回はジメジメした梅雨を乗り越えたい時に是非刺激して頂きたいツボと軽いストレッチ方法を
紹介致します。
東洋医学的には梅雨時には湿邪(しつじゃ)という浮腫やめまい、下痢などを引き起こす原因となる
厄介なものが体に蓄積されがちです。
その湿邪を追い払うツボを紹介致します。
まず1つ目は、陰陵泉(いんりょうせん)です。
消化不良の時や浮腫の時に用いるツボになります。
探し方としては脛(すね)の内側の骨をなぞるように上にスライドさせると止まる所があります。
そこが陰陵泉です。
2つ目は合谷(ごうこく)です。
このツボは万能でして、顔面痛にも疲れてるいる時にも少し息が詰まる時にも用いることの出来るツボに
なります。
とりあえず合谷を刺激すれば大丈夫と言えるほど、どんな時にでも用いることが出来ます。
探し方としては親指と人差し指の骨が交わる所から少し指先側にいった所にあります。比較的に
どの方でも痛みが出るツボとなっていますので、痛みが出ればしっかり刺激出来ています。
ツボを押す力としては少し痛みが出るくらいで、それを30秒ほど推し続けましょう。
2~3セットほどを目安に行います。
ストレッチは、前腕を伸ばす方法をご紹介致します。
このストレッチをすると三焦経と呼ばれるツボの集まりが刺激されます。
三焦の作用には水を動かす力があり、その作用が弱まることによって流れが滞り、湿邪が体に
影響を与えると考えられています。
そこでしっかり三焦を刺激し、水分を流すことによって体の内側からスッキリさせましょう。
このように手のひらを上向きにし、それを下側に倒せるだけ倒しましょう。しっかり前腕が伸びてる
ことを確認し、30秒ほど続けましょう。
これといって目に見えた効果はありませんので、少しガッカリする方もいらっしゃるかもしれませんが
しっかり体の内側には作用していますので安心して下さい。
今回紹介したツボとストレッチは1日3回ほどやるようにして下さい。
少しずつ体調や気分が変わっていくはずです。
お家にいながらも簡単に出来ますので是非やってみましょう!
K.A