2019 10.19 |
PRP療法を始めました |
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- 疾患・治療について
最近、テレビやインターネットで注目されているPRP療法という治療法があります。
PRP療法を受けることにより、長年苦しんできた膝の痛みが楽になった、と言う記事を見かけることもあります。
さて、このPRP療法とは一体どのような治療法なのでしょうか。
ここで少しご説明させていただきます。
<PRP療法とは>
患者さんご自身の血液から生成したPRP(多血小板血漿)を傷んでいる部分に注射することにより、
自分で自分を治す力(自己治癒力)を促すことで、治癒促進や痛みの軽減をもたらす治療法です。
炎症、痛み、関節機能の改善や、慢性化した関節痛にも効果が期待できます。
<対象>
・変形性膝関節症(ひざの変形に伴うひざ痛)
・上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
・スポーツ外傷・障害(肉離れや骨折など)
<メリット>
患者さん自身の血液によって組織の修復を促す治療であるため、副作用が少ないことが大きなメリットです。
<デメリット>
自由診療のため、患者さんの治療費の負担が大きくなります。
また、患者さんによっては治療が効かないことがあり、個人差が生じやすい治療法です。
※詳しくはこちらをご覧下さい。
このたび、当院奏の杜整形外科でもPRP療法を始めることに致しました。
完全予約制となりますので、ご希望のかたは診察の際に院長までお申し出下さい。