2020 06.01 |
ロコモ、ご存知ですか? |
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- 整形外科の病気と治療について
新型コロナウイルス感染症における外出自粛の影響により、学校が休校になった、普段行っているジムがお休みになった、趣味のお散歩も人目が気になり遠慮するようになった、以前よりも外出する機会が減った・・・という方も多かったと思います。
徐々に外出自粛が解除され、社会活動が再開されつつあるこの時期に、
「ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)」
について、ご案内します。
ロコモとは、骨や関節、筋肉などの運動器の衰えが原因で、<立つ><歩く>といった機能が低下している状態の事をいい、進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。
通常であれば、ロコモは高齢の方に起こりやすいのですが、自粛生活が続くことで、外出や身体を動かす機会も減るため、若い方であってもロコモを生じやすくなっています。
大人だけではなく、子どものロコモも最近増えてきています。
ロコモにより、骨折、捻挫、肉離れなどさまざまな障害を引き起こすことがありますので、ロコモ予防は非常に大切にです。
ロコモ予防とは、生活習慣の見直し、バランスの良い食事、身体の柔軟性を高める体操やストレッチ、足腰の筋力を高めるロコトレを実践することです。
当院では、ロコモ、子どもロコモについてのパンフレットをご用意しております。
必要な方はご来院の際、受付にお声掛けください。